人間関係で悩んでいる人多いですよね。
実は、人生の悩みのうち7〜9割が人間関係の悩みであると言われています。
私はこれを知って衝撃でした。そして、多いに納得しました。
人生という貴重な時間を考えた時、人間関係で悩むより、自分の幸せについて考えたいですよね。
50歳を目前に人の断捨離について考え、実践した結果を書きます。
結論からいいますと、人間関係を断捨離して、心が軽くなり、幸福度が上がりました。
人に振り回されず、自分らしく生きやすくなった感じです。
この記事を読んで、自分らしく生きやすくなる人が増えたら嬉しいです。
この記事を読んで欲しい人。
人間関係で悩んでいる人。
人間関係で生きづらいと感じている人。
自分が成長していないと感じる人。
自分を幸せにしたい人。
人に対する考え(呪い)
私はどちらかというと人に執着しないタイプです。
でも、人とつながることは好きです。
昔からの付き合いは大切にしなければならない、長い付き合いこそ宝物よね。
生きていく上で、人間関係での多少の自己犠牲は仕方の無い事よ。
こんな考え方(呪い)に囚われていませんか?
この呪いを含めて人間関係だと思っていませんか?
人を選ぶ権利を得る方法
人間関係の断捨離?
何だか上から目線で、冷たい感じね。
友達いないと、コミュ障とかさみしい人みたいに思われるの嫌かな・・・
人間関係の断捨離なんて、なんだか怖いわ〜
私も人間はそもそも集団で生きる動物だから、多少のストレスはお互い様だし…とか、正当化していました。
本で、人間にはギバーとテイカーとマッチャーの3種類しか居ない、という事を知りました。
ギブアンドテイクという言葉どおり、
- ギバーは与える人=例えば、人に親切や優しさを与える人。
- テイカーは搾取する人=例えば、人から時間や優しさを奪う人。
- マッチャーは与えた分、取り返す人=例えば、何かを与えるけど、その分何かを頂きます、という人。
簡潔にいうと、こんな感じですね。
その本によると、
例えば職場でギバーが多いと働きやすいそうです。
ただ、そこにテイカーが1人でもいると、
ギバーもテイカーになり、働きにくいギスギスした職場になるそうです。
ただ、結論として長い目で見ると勝つのはギバーだそうです。
そして、ギバーが多い方が生産性が上がるそうです。
お互い様の精神で、マッチャーかと思ったりしましたが、
時間はかかるが最後に勝つのはギバーなんですよね。
考えてみれば、そりゃそうですよね…
例えば、ギブの人は教えてくれたり、手伝ってくれたり。
そんな人が多いと安心して働けるし、ちょっとギブの人の胸を借りて、
新しい事にャレンジしようかな…て思えたりしますよね。
それに、自然と自分からも何かギブしたい、ギブできるものはないか、と生産的に考えるし。
テイクの人に対しては警戒するし、自分だけが楽できたら良い人なんだ、
て感じだから、近づきたくないですよね。
私はギバーを肝に銘じ、断捨離されない人間でありたいと思いました。
つまり、私は付き合い続けたいと選ばれる人間でありたいし、
私が付き合う相手を選ぶ側で居られるのが良いかなぁ…と思いました。
つまり、自分がこれから長く付き合いたいと思う人にギブに徹する。
その人に、これから付き合い続けたいと思ってもらえたら、
それは、つまり私自信が人間関係の選択権を得る事になる、と考えました。
参考になった本です。
GIVE &TAKE 『与える人』こそ成功する時代 アダム・グラント著 楠木 健 監修
要は、人にモテる人は付き合う人を選べる権利があると言う事です。
『付き合う人は数ではなく質である』
『人間が深く付き合える人の数は多くても2〜3人まで』
人間関係をリセットして自由になる方法
メンタリスト DaiGoさん の『人間関係をリセットして自由になる心理学』(詩想社新書)
をどうぞ。
人間関係で苦しまなくなります。自分らしく楽しく生きることができます。
付き合いたい人とだけ、繋がりあって、楽しく、幸せな人生になります。
これを読むとマインドブロックが外れます。
私は、自分の幸せとは一体どんな状態なのか、を考える大きなキッカケになりました。
人間関係の断捨離
当たり前ですが、断捨離の方法は慎重にすべきです。
相手に不快感を与えたとしたら、不要な『敵』になる可能性が有るからです。
これでは幸せにはなりません。
具体的な方法としては、連絡を取る事を積極的にしないで、
だんだん連絡を取らないようにして、フェードアウトしていくのが良いかなぁと思います。
私の場合、今の職場の方々ばかりだったので、慎重でした。
10人ほどのグループなのですが、休みを合わせて遊びに行ったり、食事に行ったりしていました。
行きたい所、やりたい事、食べたい物をみんなにリサーチして、おおむね私が企画するという感じでした。
初めは本当に楽しかったです。
10年くらい経った頃、本を読んだ事で、残された人生について真剣に考えた時がありました。
時間の価値や自分の良力などを含めて。
そのグループの誰かにこの役割をお願いしたいと伝えた所、
『まめなすちゃんがしないと楽しくない』とか
『それするのはまめなすちゃんでないと』と返ってきて、
あんなに楽しかったのことが不思議と一気に冷めました。
そうなると私の時間と労力の搾取=テイカー軍団としか
考えられなくなってしまいました。
『スマホを格安SIMに変更するので、LINEグループから抜けます。用のある時はこちらから連絡します』
と最後にLINE送信して、私の中ではサヨナラしました。
今でも出会うと、普通にあいさつしたり、付き合いたい人とは引き続きお付き合いは続いています。
そして、距離を置いた事で、冷静に今までを振り返ってみることができました。
10年経ってもずっと同じ職場の悪口や噂、家族の愚痴大会でした。
もちろん、吐きだすところも必要だという考えも持っています。
ただ職場に関しては、文句は言うだけで、改善するような生産的な行動に移す事もなく、
責任のある役割からことごとく逃げ、全く人間的に成長していない人である事にも気づきました。
つまり、自分も同じ人間だったということです。
そして、あの人は実はテイカーだったんだなぁ、という事をはっきり認識することが出来ました。
さいごに
不思議な事に、人を断捨離すると、新しい人と出会う機会が増えるという副産物もありました。
扉を閉めると新しい扉が開く、という事を身をもって実感しています。
そして、人との距離の取り方や人の見方も慎重になるようになりました。
今まで、同じグループの中でいたので、見る世界が狭いのは当たり前ですよね。
狭い世間にいた事が残念でもったいなくて、凄まじく本を読むようになりました。
新しい出会いは、視野や価値感が広がります。
人間関係で辛い方、人の断捨離、怖くないです。
むしろ、人生がより軽く、より楽しく、より幸せになりますよ。
そして、結局、新しい人と繋がることになるので、自分の成長になります。
ワクワクした人間関係でより楽しく、刺激的で、幸せになれます。
私の体験で実証ずみです。
今、本当に幸せですか?
ぜひ、人間関係の断捨離の向こう側を体験してください。
時間は有限です。
貴重な時間は自分のために使って、自分をもっと幸せな状態にしてあげましょう。
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